その道のプロが、あなたをガイド。All About AllAboutに掲載されています(神社・寺めぐり)

お宮に仕えるということ~神前奉仕に求められるもの

神主さんの講話のお話をシェアしたいと思います。

 

お宮に仕える際に求められるものは、以下の3つがあります。

1清らかさ

2まこと

3神様を感じる心

1番目について書きます。

 

 

1清らかさ

清らか→自然な状態 

罪→自然な状態を壊すこと

穢れ(けがれ)→異常な状態

 

 

○清らかさとは、罪や穢れのない状態のことをさします。

 

○罪とは、社会の正常な暇身を破壊する行為をさします。

罪には色んな罪があります。

 

大祓の詞でも、「天つ罪(あまつつみ)」「国つ罪(くにつつみ)」と出てきます。

天つ罪は、主に農耕に関する罪

国つ罪は、人を殺したり、傷つけたりする罪をさします。

 

○穢れ(けがれ)とは、日常知らず知らずの内にどうしても身についてしまうものです。

 

 

 

どうやったら、身についた罪や穢れを取ることができるのか??

罪→祓物を以って罪を滅する

   例)布を供える

      

穢れ(けがれ)→お祓い(おはらい)によって穢れ(けがれ)をなくす。

   例)塩や湯を榊(さかき)につけて身を清める。

また、日本の年中行事である、端午の節句やひな祭り、七夕も身を清めるためのお祭りだとのこと。

 



back.gif next.gif
画像:Lovely Collection
画像の持ち出し禁止です。